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情報化社会に欠かせない耐震設備

Published on 2011年5月20日, by in 耐震設備.

オフィスビル・商業ビルにおけるデータセンターや通信設備を地震の揺れから守り、
地震の最中でもコンピュータを動作可能にする耐震設備。

例えばあるガス会社では、コンピュータ設備の床部分に免震装置を設置し、
たとえ大地震が発生してもコンピュータの稼働を守ってくれる耐震設備が施されているそうです。

情報化社会の現代にとって、通信システムの停止や不具合は大変な痛手になり得ます。
それゆえに、耐震設備はどの企業・機関においてももはや必須となっています。

とは言え最近では耐震設備よりも免震設備に対する注目度が高く、それによってニーズも変化してきているよう。
ちなみに「耐震」は壁や柱など建物の構造自体を強化し、
建物全体で震動エネルギーを受け止め、その力に耐えられるようにする方法。

一方「免震」は、地面と建物の間に入れた免震装置が震動エネルギーを吸収して、
建物に震動が伝わらないようにする方法・構造のことをいいます。
耐震は建物に強度はあるものの、震動自体は建物内にも伝わります。
その点免震は地面と建物が切り離されているので、建物のダメージも揺れも非常に少ないのが特徴。

性質的には反対の「耐震」と「免震」。
そのため最近では、通信設備を地震から守るのにより適した「免震」に関心が寄せられているようです。

なお、免震設備にはいくつかの方法があります。
例えばサーバーラックをはじめ機器の免震を行う方法では、免震装置が地震の揺れを吸収し、
地震エネルギーがサーバーラックなどに伝わらないようにします。
さらにサーバーやストレージ装置などの安全許容値もキープしてくれます。

そしてフロアの床全体を免震する方法では、車輪・レール・重力・摩擦で地震の揺れを吸収。
積載物を置く場所を変えても、免震効果は一定です。もちろん積載物の重量が変わっても、調整の必要はありません。

さらにフロアの一部を免震する「ゾーン免震」という方法も。
これはゾーン免震が地震の揺れを吸収するため、地震エネルギーが他の施設に伝わる心配がありません。
もちろんサーバーやストレージ装置などの安全許容値もキープしてくれます。

それぞれ特徴はあるものの、どの方法も「地震からコンピュータを守る」というミッションは同じ。
そしてこれからの時代、耐震設備はさらに進化していくことでしょう。

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